ＴＯＴＯ　サザナＨＳ　1616サイズ　Ｓタイプ

古くなったユニットバスです。

スウェーデンハウスの為、ユニットバスの入口に段差が３０㎝ほどあります。

今回のユニットバスは天井の高さも余裕がありません。

壁を解体しました。

天井は板でふさがれています。相見積りの別業者は天井を壊して戸建て用の高さを設置しようとしていました。
この天井を壊した場合、高気密が売りのスウェーデンハウスの価値は一瞬で失われるでしょう。

床にも耐力合板が貼られています。当初バリアフリーをご希望のお客様でしたが、気密と耐震のリスクをご説明したところ今回は床を破壊せず、この上に設置することになりました。やはり相見積もりの別業者はこの耐力合板も壊して強引にバリアフリー工事を進めていたようです。

床もそのままでも設置可能でしたが、せっかくなので気密と耐震性アップを兼ねて構造用合板を接着剤とビスで張りました。

水道管を仕込みます。

浴室と洗面所の断熱が完了しました。お客様と相談して今回水道配管も交換する事になりました。
水色と赤の管が水道管になります。通常は断熱材の上に配管するのですが、この上が屋根で寒いため凍結防止で断熱材の下に入れて保温効果を高めます。

さらに気密を保つために、発砲ウレタンで隙間を埋めます。

小さい隙間は、発砲ウレタンでは不得意なので、防水用コーキングで隙間を埋めます。

床のフレームを直接床に乗せ、専用接着剤で固定します。

ユニットバスの設置が完了しました。段差も以前より10ｃｍ程下がりました。天井・床を傷めずに気密性も格段に向上しました。

スウェーデンハウスの木の窓も残すことが出来ました。

床もホっからり床でとても温かいです。ＴＯＴＯ　サザナＨＳ　1616サイズ